『歴史は「べき乗則」で動く』 を読んで その2

『 歴史は「べき乗則」で動く』 は難解な本だったので、一章ずつ、要約や感想を書いていきます。今回は第2章の地震の話です。

 

第2章 地震には「前兆」も「周期」もない。

「研究者たちは、周期などないところに規則的な周期を見つけたいという
人間の欲求そのものに、担がれてしまったのだ。」

データや事実から、法則や傾向などを無理やりは発見することが仕事と思わないように注意が必要ですね。『相関関係も因果関係もない。』ということも一つの仕事ですね。

「地殻の全体構造は複雑である。」

たくさんのプレート、何百種類の岩石、地域を走る断層が互いに作用に問題を複雑にしているということです。

地震の予知や周期はできないものとうことで、
地震を見くびる、甘くみることもダメで、
逆に地震に怯える、恐怖するのもダメですね。
リスクについて、コストをどの程度をかけるかという政治や社会は求められますね。

 

歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) (日本語) 文庫 – 2009/8/25
マーク・ブキャナン (著), Mark Buchanan (原著), 水谷 淳 (翻訳)

 

第3章以降は、次のブログで記載します。

 

本の紹介 

歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) (日本語) 文庫 – 2009/8/25
マーク・ブキャナン (著), Mark Buchanan (原著), 水谷 淳 (翻訳)

 

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