『歴史は「べき乗則」で動く』 を読んで 第3章 地震の規模と頻度の驚くべき関係- べき乗則の発見

歴史は「べき乗則」で動く』 は難解な本だったので、一章ずつ、要約や感想を書いています。今回は第3章の地震の規模と頻度からべき乗則が発見されるという話です。


第3章 地震の規模と頻度の驚くべき関係- べき乗則の発見

 

地震は、開放するエネルギーが2倍となると発生頻度が4分の1(2分の1の2乗)になる。」
と言われ、このべき乗則が重要だとういことです。
「凍ったジャガイモが破裂させた場合の破片の重さが半分になるたびに、その数が6倍ずつべき乗で増えていくとこと」から、べき乗則は自然界でよくある法則だということです。

自分なりに何が大事か考えると、
偶然と思られることも偶然でなく、稀にしか発生しないことも予測できない形で必ず発生する。
発生頻度が低いことを予測しようと思っても、べき乗則で、発生頻度は指数関数的に減少し、極端に低くなるから、予測も難しい。ということでしょうね。予測は難しけど、どんなことも発生する可能性があるという、可能性はゼロではないという当然のことを受け入れることが大事なのでしょう。

 

第4章以降は、次のブログで記載します。

 

本の紹介 

歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) (日本語) 文庫 – 2009/8/25
マーク・ブキャナン (著), Mark Buchanan (原著), 水谷 淳 (翻訳)

 

amzn.to

 

chanmabo.hatenablog.com