約9か月で1.3倍返しのジャックス
『銀行のグループ子会社の社員は、自分と半沢直樹、半沢直樹の部下と自分を重ねて、仕事のモチベーションを上げているかも。 』という妄想とジャックスの事業内容、コロナ禍で逆に恩恵を受ける可能性が高いという見込で、株価の上昇を予測しました。
9か月程、経過して現在、予測の結果はいかがでしょうか。
紹介時の株価(2020年7月31日終値の株価)は、1601円でしたが、その後、9が月ほど経過した現在、2021年4月30日終値の株価は2134円と、約33%の上昇となりました。
残念ながら、倍返しとはならずに、1.3倍返しという結果でした。
市場平均や他の銘柄と比較
■ジャックス 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
1,601円 → 2,134円 ★ 約33%の上昇
■日経平均 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
22,339円 → 28,812円 ★ 約28%の上昇
■TOPIX 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
1,539円 → 1,898円 ★ 約23%の上昇
■三菱UFJリース 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
459円 → 626円 ★ 約36%の上昇
なお、三菱UFJリースは、2021年4月に日立キャピタルと合併し、三菱HCキャピタルと社名変更している。
■オリエントコーポレーション 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
107円 → 149円 ★ 約39%の上昇
■三菱UFJファイナンス 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
405円 → 578円 ★ 約42%の上昇
■三井住友ファイナンス 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
2,885円 → 3,802円 ★ 約31%の上昇
■みずほファイナンス 2020年7月30日終値 →2021年4月30日終値 ★変化率
1,344円 → 1,535円 ★ 約14%の上昇
残念ながら、日経平均やTOPIXといった市場平均を表す指標や他の金融株と比較して、大きな上昇率とはいえないようです。
メガバンクのグループ子会社よりメガバンクの株が買いかも。
他の銘柄の比較しても、ここ9か月間の株価の実績を見ても、倍返しする勢いのある会社は、ジャックス以外にもたくさんありそう、新規購入、保有継続をする価値はあまり高くなさそうです。
三菱東京UFJファイナンシャルの株価が堅調ですが、半沢直樹の影響で士気やモチベーションが高くなったのは、メガバンク本体で、倍返しを期待できるのは、メガバンクそのものかもしれません。
メガバンクに限らず、金融株は、高配当で低PER・低PBRで割安感が強い会社が多いことから、その中で、ジャックスを買う強い理由もなさそうです。
なお、私は、2020年11月5日に1,818円で100株購入し、2021年4月30日に2,134円で売却し、3万円程の利益を確定しました(6か月で約17%の利益)。
以 上