『死の病を乗り越えた人生や夢』について、W-SCOPE 崔社長が語る- 崔社長と松下幸之助・稲盛和夫・孫正義・スティーブ・ジョブズとの共通点

ダブル・スコープ 崔社長が『死の病を乗り越えた人生や夢』について語った内容とともに、死の病の乗り越えて成功した松下幸之助稲盛和夫孫正義スティーブ・ジョブズのエピソードの紹介です。崔社長が、ここで上げた経営者のように、売上が1兆円を超えるような企業の経営者となり、歴史に残るような経営者となるかはわかりませんが、その候補であることは確かだと思います。

 

 
 の記事に続けて、

[2017年10月18日撮影]ダブル・スコープ(株)(6619) 野村IR合同 個人投資家セミナー - YouTube

にて、ダブル・スコープの崔 元根 (チェ ウォングン)社長が登壇した個人投資家セミナーでの話を紹介します。このブログで、2017年10月18日の個人投資家セミナー(説明会)の紹介は最後になります。

 

▼目次

 

崔 元根 (チェ ウォングン)社長の説明は櫻井英明氏の質問に答えるような形で進められています。 
これから記載する内容は、動画の内容(崔社長の発言)の文字起こしというより、一部は要約もしており、一部表現を伝わりやすいように修正しています。

 

櫻井英明氏:1980年明治大学卒。日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。櫻井英明の株式透視論2019 など株式投資に関係する著書も多い。


余命3カ月で神様にお願いしたこと


櫻井氏:経営はどうですか、感動するのが経営か(45分位後)。
崔氏:私は社長室で座って仕事はしない。毎日、研究所や生産チームでサインが必要な書類があれば、今はソフトで行うが、私が移動して、社長室に呼ぶのでなく、私が現場にいく。

実は私は、30年前、白血病で医者から寿命が3カ月しかないとと診断を受けた人間である。あの時期は結婚した当時で倒れて新婚旅行もできなかった。

神様にお願いした。もう一度人生をくださいと。人類のために何かやる。とお願いした。

今は2回目の人生である。
会社の売上、業績には凸凹がある。重要なことは、何がダメで何をやっているか、価値観は何か、全社員、次の社長、次世代のために、文化をつくっている中である。

 

夢、野望、志は何か(47分位後)

幸せな会社をつくること、100年、1000年続く会社をつくること夢、VISIONであるが、個人的には、私が亡くなったときに、
私の一緒に仕事した人が、私に協力してくれた人が、
自分が亡くなった後、自分を面白い人だった、気持ちよく仕事できた人に語られることがが目標である。

櫻井氏 デジタルの時代に御社はのっている、重要な部分をにっなっていることがわかった。
最後になるが、株を買うときのおまじないがヒミツがある。

ヒミツの
ひは、ひつようのひ、必要か。その会社は必要か。社会に必要とされている製品、事業か。
みは、みらいのみ、未来に対する目標が明確化
つ:つよいのつ、強い技術があるか、強い経営者がいる。

であるが、ダブルスコープはひみつのおまじまいに合格している。
崔氏:ありがとうございます。

 

死の病を乗り越えた経営者

ここからは、私の解説、感想です。崔社長のように死の病と言われる重病を乗り越えた経営者、そういった病気が転機となった経営者のエピソードと伝記などを紹介します。崔社長が、ここで上げた経営者のような歴史に残るような経営者となるかはわかりませんが、その候補であることは確かだと思います。

松下 幸之助

松下電器(現パナソニック)の創業者 松下 幸之助は、自分の体が弱いことが成功の一つの要因になったという話をしています。自分が働けないとき、体調が悪く休みが必要な時があり、人に頼まざるえなかった、多くの人に働いてもらい、成功につながったという話です。

 
 松下幸之助は、8人兄弟の三男末っ子に生まれた幸之助は、そのときすでに父母はもちろん兄姉5人を亡くしていましたが、そのほとんどが結核によるものだったと言われます。松下幸之助の家族が特別というわでけで、当時は日本の死因で死因の一位になる年もあるぐらい国民病と言われた病気で、死を覚悟しなければならない、かつ、伝染する恐れもあり、忌み嫌われた病気でした。

医者から「あんた、故郷に帰りなさい。故郷に帰って少なくとも3カ月じっくり養生しなさい。そうしたら治る可能性があるから」と言われてもも、当時の幸之助は帰るにも帰る故郷がありませんでした。その上、まだ健康保険もない時代、日給制のため休めば給料がもらえません。しかたなく幸之助は薬を飲みながら3日行っては1日休み、1週間行っては2日休むといったような状態で勤務を続けました。
 その後、全快というわけにはいかず、22歳で独立した後も第二次大戦の終戦を迎える昭和20年、50歳くらいまでは寝たり起きたり、養生をしつつ経営に当たってきました。幸之助は、人に頼む、人に仕事をしてもらうことにつながり、それがまたよかったと言うのです。

 

 

 

 

稲盛 和夫

京セラやDDI(KDDIの前身)の創業者 稲盛 和夫氏は、少年期に結核になり、隣家の女性から『生命の實相』を読むように勧められ、読んでみたところ、「われわれの心の内にそれを引き寄せる磁石があって、周囲から剣でもピストルでも災難でも病気でも失業でも引き寄せるのであります」とのくだりに衝撃を受け、人生の転機となったそうです。

 

 には
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 最初の挫折体験は中学受験の失敗でした。ついで、その直後に結核に侵されました。当時、結核は不治の病であり、さらに私の家系は叔父二人、叔母一人をともに結核で亡くすという″結核家系″でした。
「オレも血を吐いて、もうじき死ぬのか」 ―― まだ幼い私は打ちのめされ、微熱の続くだるい体を持て余し、はかない気持ちにさいなまれながらも、病の床に伏せる他に方途はありませんでした。
 そのときに、隣の家のおばさんが不偶に思ったのでしょう、これでも読んでみなさいと、「生長の家」の創始者である谷口雅春さんの『生命の実相』という本を貸してくれました。
(中略)
「われわれの心のうちには災難を引き寄せる磁石がある。病気になったのは病気を引き寄せる弱い心をもっているからだ」
 というくだりを見いだして、その言葉にくぎづけになりました。谷口さんは「心の様相」という言葉を使って、人生で出合う事柄はみんな自分の心が引き寄せたものである。病気もその例外ではない。すべては心の様相が現実にそのまま投影するのだということを説いておられました。
(中略)
 なるほど心の様相が現実そのものなのだと、少年の私は谷口さんの言葉を痛感し、自らの振る舞いを反省もして、それからはなるべくよいことを思おうと誓いもしました。しかしそこは衆生凡人の悲しさで、心のありようはなかなか改まらず、それからもまだ、紆余曲折の人生が続くことになりました。…
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といった一節があります。

 

 

孫 正義

 ソフトバンクグループ創業者 孫 正義氏も、27歳の頃、ちょうど、崔氏が白血病と診断され、余命5年と宣告を受けたことがあります。その時、病床で、『何のための人生か、何のための会社か。』か自問自答し、誰もの笑顔で喜んでもらえるような人生を送ろうと決意しました。

 

 

 また、病床で『少し体を休め、たくさんの本をじっくり読んで考えてみよ』と、神様が与えてくださった貴重な時間、試練の場だと思うより、たくさんの本を読んだそうです。


その中の1冊、「竜馬がゆく」を読むのは、このときが二度目でした。私のアメリカ行きを決意させてくれた15歳のときです。今回病床の身で違った角度から読み返すと、改めて教えられたこたがありました

龍馬はあれほどの仕事をしたのに、31歳そこそこで命を落としている。自分もあと5年で31歳。その残りの時間を、5年しかないと考えるか、あと5年もあると考えるか。龍馬のやったことを思えば、その間、何でもいっぱいできるじゃないか。そう思ったら、何を俺はくよくよしているんだ、俺はバカではないのか、そんな小さな器でいいのか、と自分で自分が恥ずかしくなったそうです。

 

スティーブ・ジョブズ

 ジョブズの死因となったすい臓がんに2003年になっています。

ジョブスは若い頃に、「今日が最後の日であるかのように毎日を過ごすということ– 間違いなく、それがいつかは正しいと思うでしょう。」 という文が強く印象に残りました。そしてそれ以来、毎朝鏡を見て自分に尋ねていたようです。「もし今日が私の人生最後の日であったら、今日やろうと思っている事をあなたはしたいと思いますか?」そして、「いいえ」という答えがあまりにも何日も続いた時は、何かを変える必要があると考えたそうです。

 自分の最期、死期を意識して、「もし今日が私の人生最後の日であったら、今日やろうと思っている事をあなたはしたいと思いますか?」という気持ちで人生をおくるようになったのかもしれません。

 2007年にiPhoneの発売など、Appleの快進撃が続き、2009年に「CEOとしての職務が継続できなくなったら話すと言っていたが、残念ながらその日が来てしまった」として、取締役会に辞表を提出してCEOを辞任、後任にティム・クックを推挙し、ジョブズの意向通りにクックが後継に就任した。
 ジョブズがCEOを退任する2009年8月には、Apple時価総額エクソンモービルを抜き、世界最大の企業となっています。その後、2011年にジョブズは亡くなっていますが、その後も、アップルは世界一の時価総額企業として発展しています。

 

 

共通点は

 松下幸之助稲盛和夫孫正義スティーブ・ジョブズとの共通点 は、何でしょうか。

 ある程度の成功で、多くの人は満足します。少なくとも、私は、売上数百億円の会社をつくったら、それで満足してしまうような人間です。

 しかし、そこで満足せず、さらに会社、事業を発展させようとするためには強い意思が必要で、その強い意思は、金銭的な利益など現生的な利益でなく、神に与えられたような使命感、宗教的な使命感に支えれるのかもしれません。

 自分の死や最期を意識すると、そういった宗教的な使命感を得ることが多いのではないのでしょうか。それが会社、事業を発展させる強い意思につながったのではと思っています。

  崔 元根社長のダブル・スコープは、すでに売上300億円近いの会社ですが、崔氏はそれに満足せずに、会社、事業を発展させようとう強い意思を持つ経営者に思えます。

 

 
銘柄メモ ダブル・スコープ,旭化成,東レ
6619,3407,3407

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