イーロン・マスク、俺の境地に達した

■はじめに

2022年7月21日のテスラ(Tesla) 2022年2Qの決算会見時のイーロンマスクの

注目発言(電池の技術的ブレークスルーに関して)を紹介します。

全固体電池、水素空気電池、全樹脂電池などなど新型電池に興味のある方は必見です。

 

 

▼目 次

 

 

■テスラの 2022年2Q(2022年1月から6月)の決算発表

まず、2022年2Qの決算は良好で、その後株価も紹介しています。

いくつか記事も紹介します。

 

アメリカNOW! フラッシュ~決算速報:テスラ(TSLA)+1.45%~|SBI証券

売上高、特に調整後EPSは市場予想を大きく上回りました。コロナによる上海での生産調整があり売上高は前四半期比でマイナスとなりましたが、利益率は高水準を維持、予想を上回りました。決算内容を好感し株価は引け後の取引で上昇しています。

といった良好な決算である。

 

 

 

米国株式市場=続伸、好決算のテスラに買い(ロイター) - Yahoo!ニュース

テスラ株の空売り投資家に1380億円超の損失か、好決算受けた上昇で - Bloomberg

といった記事の通り、株価も好調です。

 

■注目すべき決算会見

WEBCASTの様子


決算発表後、WEBCASTの形式で、決算会見も行わています。

アナリストなどの質問に対して、CEOイーロン・マスクやCTO、CFOが説明しています。

Tesla Q2 2022 Earnings Call Livestream - YouTube

上記のYoutubeでも決算会見の内容は確認できます。

なお、アナリストは、過去の成績やテスラの目標株価なども画像に出てきて、興味深いです。

 

上記の動画の1時間11分位に、

New Street Research LLP Pierr C. Ferragu 
“With regards to the tamp of production in Austin and Berlin, how is the situation with regards to the supply of semiconductors, battery cells and other components ?
How about cost inflation impacting profitability of these and other plants.”

オースティンとベルリンでの生産量の増加に関して、半導体、バッテリーセル、その他のコンポーネントの供給に関する状況はどうですか?

という質問に回答する形で、注目すべき発言をしています。

 

People often ask me if you’ll often ask me if some breakthrough is needed in Battery Technology for  the world to transition to sustainability. 

 

The answer is NO .
Even if there was zero technology breakthrough, so literally zero from where the

technology is right now ,we could fully transition earth to sustainable energy.

 

The issue is very much the rate at which the entire supply chain from mining to refining to sell production how fast can. that grows ,it’s growing fast.

 

but the faster it grows, the faster we transition to a sustainable energy economy.

 

 

『持続可能な世界に移行するために、電池技術にいくつかのブレークスルーが必要かとよく聞かれる。』


『答えはNOだ。』

 

『技術的なブレークスルーがゼロであったとしても、まさに今現在のテクノロジーの位置から文字通りゼロであったとしても、地球を持続可能なエネルギー(経済)に完全に移行させることができるだろう。』

 

『問題は、鉱業から精製、製品の販売までのサプライチェーン全体がどれだけ速く成長できるかということですが、成長が速ければ速いほど、私たちも速く成長し、私たちは速く持続可能なエネルギー経済に移行します。』

 

つまり、

意味するところは、既存のリチウムイオン電池の技術で十分(全固体電池、水素空気電池、全樹脂電池などなど新型電池は不要)で、リチウムイオン電池関連の産業の成長が大事だということでしょう。

 

既存のリチウムイオン電池に代わる電池は、価格が低下し、性能が強化されたリチウムイオン電池ということになりそうです。

 

 

以上、経済産業省に続けて、イーロン・マスクも俺の境地に達する。という感じです。

 

■関連ブログ

2021年7月11日に投稿した記事(↓)ですが、私もイーロン・マスクと同じ印象で、既存のリチウムイオン電池に代わる電池の開発は難しいという思っていました。

  

■本の紹介

このブログを読んだ方(ブログの中で紹介し本も含む)が興味を持ちそうな本をいくつか紹介します。

テスラやイーロンマスクに関する本です。

 

 

 

 

 

読んで頂き、ありがとうございました。

誤字脱字、乱文雑文、すいません。

素人が趣味で書いているブログですので、その点、情報の正確性などご容赦ください。

 

 

以 上です。