アナロジー思考を読んで

アナロジー思考 構造と関係性を見抜く著者:細谷功

を読みました。要点、所感、関連する話題など紹介したいと思います。

 

 

■本を買ったきっかけ

のキャンペーンでこの本は知りました。
以前、まこなり社長という方が、細谷功氏の著作を推薦していて、この方の著作を一度読んでみたいと思っていました。
 

 

 

 

■関連ブログ(書評について)

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■目次・要約

目次を紹介する形で、本書の内容を紹介(要約)します。

●要約
本書でいうアナロジーとは、類似の事象を応用する、簡単にいうと、『パクる』と言った意味で理解した。

目次毎にも要点、要約を記載します。

●はじめに
イデア は「借りてきて組み合わせる」ことで生まれる
既存 の アイデア を「 借りてくる」 のか?  そこで用いられるのがアナロジー思考である。
ウィリアム・ジェームズ は「 才能 の 最良 の 指標 は アナロジー に 気づく 能力 で ある」 という 言葉 を 残し て いる。
アナロジーができる人は応用がきく人と考えらえる。


●第1章 アナロジーとは何か、なぜ重要なのか
類推、類似のものから推測するといったを意味するが、抽象化思考力と意味と考えると理解しやすい。
この抽象化思考力とは個別の具体的な事象を他に応用のできる状態にする能力と考えてもいい。
アナロジーには自分への理解、他人への説明、新しい発想という目的がある。

●第2章 アナロジーのメカニズムを解明する。
アナロジーとは、 アイデアを異なる世界から「借りてくる」ための手法であり、 借り先として、 借りる先の世界は借りてくる世界から遠ければ遠いほど斬新 な 発想 が 得られる。

●第3章 アナロジーの基本は「構造的類似点」を探すこと
対等関係、非対称関係、 並列関係、 対立関係、 相互因果関係、順序関係、 大小関係、必要十分関係等 が あげ られる。
この2者間の関係を拡張しえ、三者以上にたのが構造である。
関係、構造から類似を探すとアナロジーの基本である。

●第4章 アナロジーに必要な抽象化思考力
抽象化思考力とは、一般化、単純化、構造化(関係性を明確にする)ことである。


●第5章 科学やビジネスに応用されるアナロジー
科学 における アナロジー には 発展、 発見、 評価、 解説 の 4つ の 目的 が ある。 発見 とは 新しい 仮説 の 形成 に 貢献 し、 その後 は 理論 形成 や 実験 計画 という 点 での 発展 に 貢献 する。 さらに は 仮説 の 評価 にも 役立つ とともに、 新しい概念 の 解説 にも 用い られる といった 具合 で ある。 これ は 第ビジネス における 3つ の 役割(理解、説明、新しい発見) とも 大差 は なく、日常生活でも応用できる。

●第6章 アナロジー思考力を鍛えるために。
アナロジー思考力を鍛えるために。「遊ぶ」「一芸に秀る」「関係ない、違うと安易に思わない」。

●おわりに
具体的な話というのは 確かにその 場 では イメージが浮かんで「わかりやすい」のは応用が利かない。
抽象的な話は興味を持ってもらうのも難しい。
『抽象化』『構造』というきわめて抽象的な概念を具体的に説明する、ある 意味、 自己矛盾 ともいえることが本書でのチャレンジであっ た。

 

 

■アナロジーが低いと思った私

読んでいて、抽象的な話が、結局、何が言いたいのかわからず、よくわかりずらい本だと思いまいた。
抽象的な話を理解する能力が私はとても低いのかとも思いましたが、
本書の終わりに、
「『抽象化』『構造』というきわめて抽象的な概念を具体的に説明する」、ある 意味、 自己矛盾 ともいえることが本書でのチャレンジであっ た。
とある通りに、著書自信も説明するのが難しい内容と説明していて、少し安心しました。
抽象的な話は、人それぞれ受け止め方が違うから、解釈も変わってきます。
抽象的な話は、具体的になにをすればいいか、よくわかんない。。
ただ、抽象的な話、それを伝えたい意図の通り、理解してもらえれば、細かい具体的な話を伝える必要性がなく、効率的に理解、伝達できるようになると感じまいた。

 

■一芸に秀でた人が多芸に秀でる 理由


「第6章 アナロジー思考力を鍛えるために。」 に一芸に秀でた人が多芸に秀でる理由が解説されている。
一芸に秀でた人が、専門バカ、狭小な専門家となるケースもありますが、「つなげる」力があれば、一芸の方法論が確立されているから、他の分野に応用ができるという話です。

どんな人にも個性があり、個性にあった強みが発揮できる分野があると思うので、まずは個性、強みを発揮できる分野を確立して、それを他の分野に応用していくのか、人生、キャリアの戦略として有効かと思いました。

 

 

■改めて本の紹介


戦略思考、仮説思考、フレームワーク思考、ラテラルシンキング・・・
すべての思考は、「類推(アナロジー)」から始まる。
地頭力を鍛える』著者が「考える」ことの原点を示す。

新しいアイデアは「借りてきて組み合わせる」ことで生まれる。
では、どうやって既存のアイデアを「借りてくる」のか?
そこで用いられるのがアナロジー思考である。

「抽象化思考とは何か」「構造とは何か」という問いは、
幾多の哲学者や数学者が取り組んできた深淵な課題であり、
簡単に解明できるものではない。それを知りつつ、
あえてアナロジーというテーマに取り組んだのは、
その深淵であるが故の面白さとビジネスや日常生活への
限りない効果を読者に伝えたかったからである。

 

内容(「BOOK」データベースより)
戦略思考・仮説思考・フレームワーク思考・ラテラルシンキング…すべての思考は、「類推」から始まる。『地頭力を鍛える』著者が「考える」ことの原点を示す。
著者について
細谷 功(ほそや・いさお)
クニエ マネージングディレクター

1964年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティング→クニエの前身)に入社。
製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定量化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入およびM&A後の企業統合等を手がけている。
著書に『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』(東洋経済新報社)、『いま、すぐはじめる地頭力』(大和書房)、『「Why型思考」が仕事を変える』(PHPビジネス新書)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
細谷/功
クニエマネージングディレクター。1964年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティング→クニエの前身)に入社。製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革のプランの策定・実行・定量化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入およびM&A後の企業統合等を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

 

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読んで頂き、ありがとうございました。

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