■はじめに
2023年10月13日付に、韓国の電子デバイス専門メディアのThe Elecと言う会社の取材に応じたダブルスコープ崔元根社長の動画が、YouTubeに公開されていました。
韓国語の字幕などを頼りに、日本語に翻訳しました。
前半部分と後半部分に分けて記事にします。今回はその後半半部分です。
WCPのCEOとしての取材に応じて、WCPに関する話が多くありますが、ダブルスコープの強み、歴史について、興味深い内容がいくつかありました。
▼ダブルスコープ崔社長のインタビュー動画(2023年10月13日付)
『バッテリーセパレーター勝組WCP、サムスンSDI他の超大型顧客会社追加確保」 というタイトル
▼目次
■順調でなかったダブルユースコープの成長の歴史
インタビュワーのJoo-yeop Han, CEO of The Elecの発言をハン氏:としています。
ハン氏:特許訴訟がありましたね。
崔社長:5年前に訴えられました。
ハン氏:WCPが訴えられましたか。それとも、WSKが訴えられたのですか。
崔社長:WSKと中国の現地法人の両方が訴えられました。
ハン氏:小型のセパレーターで?
崔社長:大型、小型は関係なく、訴えられました。
ハン氏:結局、どうなったのですか。
崔社長:昨年に勝訴しました。第一審では敗訴しましたが、第二審では中国、韓国の両方で勝訴しました。旭化成の特許自体が無効であることが認められました。
ハン氏:旭化成の訴えは間違っていたのですね。
崔社長:私たちの内部に日本人技術者がいると思ったのかもしれません。ただ、自信をもって言えますが、私たちは独力で開発したのです。
崔社長:韓国人は韓国人を軽視しますが、実際は、韓国人は偉大です。
特に、いくつかの分野で偉大なDNAを発揮します。
陶磁器が中国が来たかどうかはわかりませんが、私たちは独自のノウハウで白磁も青磁も製作した。
私は半導体やLCDの事業にいましたが、韓国のエンジニアがいかに素晴らしいかは把握していました。
「韓国人は応用する技術に優れていが、基礎技術の能力はない」と言われ続けます。
基礎技術の能力はないのでなく、時間や資金がないだけで、能力がないわけでありません。
そういった能力を持つ人は、日本人の従業員にもいます。
中国人にもいます。韓国人にもいます。
実際に韓国人に仕事をさせてみると、仕事の質の違いが大きく違います。極端にいうと、生産性が2~3倍違いますよ
大げさかもしれませんが、私はそう思います。
ハン氏:WCPは6万坪があり、現在生産ラインは6つで、2つのが増設中で、8つのラインになりますよね。どの程度、拡張予定がありますが。
崔社長:拡張予定はありません。
ハン氏:それでは増設される二つのラインは稼働しますか。
崔社長:来年第1四半期中が目標ですが、第1四半期中には顧客の承認をもらい、上半期中には稼働させます。
ハン氏:そうなんですか。
崔社長:新しい生産ラインも顧客の承認が必要です。
ハン氏:売上に貢献する時期は?
崔社長:早ければ来期の第1四半期からです。
ハン氏:来期の第1四半期からですか。現在3000億ウォン台の前半が今年の売上ですよね。増設され承認された場合、どの程度、売上は伸びますか。
崔社長:単価の下落もありますが、6本のラインで、3000億ウォンで、8本のラインなら、ラインの数に応じて、売上が増えることを目指しています
4000億ウォンは超えるでしょうか。。もしかしたら、4000億ウォンは難しいかもしれません。ただ、今は環境が少し悪い
ハン氏:悪いとはどういう意味ですか。
崔社長:全体的に状況が悪いです。世界的に、自動車産業やEV産業が。
ただ、正直な話、私たちの事業にはあまり関係ない。
私の見方では、エンドユーザーでも違いがあります。
だからバッテリーメーカーだけでなく、そのエンドユーザーである自動車会社も注視する必要があります。
テスラは世界1位、2位のEV企業ですが、継続的に価格を下げています。
ハン氏:そうなんですか。
崔社長:フォルクスワーゲンなど世界中に歴史のある会社があります。ただ、私たちの顧客はサムソンSDIで、サムソンSDIが販売する会社はいくつもあります。
今年や来年のEVの売上だけで、バッテリー会社の状況を予測することは正確でないでしょうか。
私見では、私たちの分野は他の分野より、影響は少ないでしょうか。
安定して成長しますが、ただ、単価引き下げの圧力は強まります。
ただ、私たちの当初の予測より単価引き下げの圧力は強くありません。私たちの目標は早期に実現できるでしょう。
来年は今年よりより厳しくなり、難しい年になるでしょう。
成長はします。今の6万坪の工場用地は来年の早い段階でフル稼働です。
ハン氏:これ以上、増産余地はないということですか。
崔社長:はい。では、どう成長するかとういと、ハンガリーに24万坪の土地を確保して投資しています。
ハン氏:ハンガリーですか。確保をしたというのは賃貸をしたという話ですか?
崔社長:購入しました。
ハン氏:購入ですか。今の忠州工場の4倍の面積ですよね?24万坪の費用はどのくらい、地価はどのくらいですか?
崔社長:ハンガリーの州政府とは協議した内容でお話はできません。ただ、私たちにとても良い条件になりました。
その工場用地にヨーロッパの自動車会社も進出しますが、私たちが第1号企業でした。
ハンガリー・ニレジハザ市は、綿密に計画して、工場用地を造成しました。
私たちはそれを活用し、WCPが先陣をきりました。
私たちはハンガリーの中央政府や地方政府から多くの支援を受けています。
道路、電力、ガスなど整備された場所で、24万坪です。
ハン氏:6万坪で8ラインなら、24万坪なら、32ラインですか。
崔社長:理屈ではそうなります。
ハン氏:売上も比例して増えるのでしょうか。
崔社長:単価の下落はありますが、目標はそうですね。
ハン氏:ハンガリーは、いつから稼働しますか?
崔社長:来年中、来年下半期には、稼働することを目指しています。
ハン氏:そうですか?そこは今何本ラインしているんですか?
崔社長:8本のラインです。
ハン氏:8本のラインを建設中ですが?
崔社長:一度に今準備しています。
ハン氏:しかし、ハンガリーの売上はすぐには大きくならないでしょう。
崔社長:そんなことはありません。
なぜならそこは場所が変わっていますが、今の忠州の5.5mラインがすでに稼働していて同じ製造ラインです同じ製造プロセス、同じスタッフで稼働します。
だから、4Mの変更はありません。
人(Man)、これはサイトに含みます 、方法(Method)と
製造プロセスとして、機械(Machine)それから材料(Material)です。
この4つは非常にクリティカルで、自動車ではたった1つでも変われば、すべて再承認を受けなければなりません。
だから忠州はとても早い時期に承認され、売上は来年から寄与します。
ハンガリーの場合、承認はとても長い期間を必要としてますが、すでに進行中です。
ハン氏:WCPの主要な販売先は?
崔社長:開示されていますが、サムスンSDIです。
ハン氏:どのくらいの金額ですか。
崔社長:金額はいえませんが、とても高い比率です。
ハン氏:50%以上?80%以上ですか?
崔社長:80%以上です。
ハン氏:その理由は。忠州工場は、6万坪に8個の製造ラインがあるに。
崔社長:自動車の急増する需要に応える能力があるのか。という問題です。
私たちは、自動車の需要に応えられるように投資したが、サムスンSDIの需要されても満たしていません。もちろん、私たちの製品が最も利用さていて、サムスンSDIにとって1位のベンダーです。
サムスンSDIの電池向に供給されるように、私たちは投資を続けました。
サムスンSDIの需要を満たすことも難しかった、だから私たちはWCPを上場しました。
ハン氏:今は需要を満たしていますか。
崔社長:新規の顧客獲得のためには、より一層の投資が必要です。供給してほしいという要望はたくさんあり、今年がスタートの年なります。
新規の電池メーカーの顧客のテストは進んでいますす。
ハン氏:なるほど、その新規顧客の名前や規模がわかれば、現在顧客と同等ですか、少し落ちますか。中国系の企業ですか。
崔社長:中国系の企業ではないです。
ハン氏:韓国の企業ですか。
崔社長:韓国の企業でも、海外の企業も可能性はあります。来年には、新規顧客の承認され、開示できそうです。忠州は、現在、24時間稼働ですが、問題は生産能力です。
WCPが去年に上場したのは、資金調達して、新しい顧客の需要に応えるためです。
ハン氏:地域はどこか、国はどこか、新規の顧客について教えてくれませんか。
崔社長:韓国でも、日本でも、アメリカにもあるでしょうか。
IRAが施行されて、状況が変わっています。
ハン氏:2025年になると、WCPで現在、生産されている分も、ハンガリーで生産されるのでしょうか。
崔社長:ハンガリー工場は、ヨーロッパの顧客向になります。特にサムスンSDIはハンガリーに工場がありますから。
そのハンガリー工場の規模は大きいので、主にそこに出荷されます。
また、ハンガリー工場については、新規の顧客と新しい事業についても検討しています。
とても、大規模の企業で、ヨーロッパだけでなく、アメリカに拠点があります。
現時点でいうと、ヨーロッパ、アメリカ向けにはハンガリー工場が私たちの拠点です。
ハンガリー工場での増産を計画しています。
ハン氏:米国についても計画していますよね。
崔社長:もちろんです。
ハン氏:具体的な話は?
崔社長:上場1周年のときに、米国も検討していることを証券会社のアナリストなどに説明しています。
トランプ元大統領への支持も高まっています。彼はEVへの補助金廃止すると言っています。
不確実性が高まっています。
私たちのような部材の産業は、投資のミスは致命的です。ミスしたら地獄です。だから、とても慎重になっています。明確な顧客基盤があって、長期の供給計画計画が結んで、計画は進行中です。
電気自動車関連の補助金や政治環境の変化があります。大きく変われば、ダメージが大きいので、今はとても慎重に検討しています。
私たちは、IRA法は、2032年までの時限立法であることも考える必要があります。
IRA法の有効期間満了後に、アメリカ市場が中国を開放した場合、アメリカに進出した
多くの韓国企業が果たして価格競争力があるのか?関税もどのぐらいかわからない。
だから、私たちは、今、2032年IRA法が撤廃されても中国の競合と競争できるように、準備しています。
北米地域の人件費や様々なインフラのコストなど、考えています。
電気コストは安いが、製造コストは上昇します。
それでも、中国の競合に対して競争力があるようにする、それが目標です。
■生産ラインの拡大による事業拡大計画
ハン氏:ダブルユースコープコリアから、WCPが3つの工場設備を買取しましたね。
崔社長:600億ウォンほど、576億ウォンほどの金額です。
ハン氏:なぜ必要だったのですか。
生産ライン8本を建設し、先ほどお話した通り、WCPは土地もないという話ですが。
崔社長:現在のセパレーターはコーティングしますが、その設備が必要です。WCPの忠州工場にコーティング設備が4つしかありません。
製造ライン1本にコーティングラインが2本必要がありますが、そのコーティングが不足してい、今までWSKが提供していました。
WSKのコーティング設備が、WCPが足りなかったので、、これが私たちが上場するとき「これは内部取引じゃない?」と指摘されまました。
ただ、今は、私たちは、内部取引委員会も設けて、公正な取引にしています。
ハン氏:いつまで、続きますか。
崔社長:続くという話でなく、コーティング設備が不足しているから、WCPが買い取っただけの話です。
ハン氏:WSKは非上場ですが、どの程度の売上ですすか。
崔社長:今年は1500億ウォン程度です。
ハン氏:1500億ウォン程度ですか。小型のセパレーターだけですか。
崔社長:小型のセパレーターとイオン交換膜を合わせて1500億ウォンです。来年になれば2000億ウォンです。
ハン氏:上場予定はありますか。
崔社長:ありません。
ハン氏:どうしてですか。
崔社長:投資資金が必要か。セパレーターは必要でなく、イオン交換膜も上場は必要でなく、上場計画がありません。
ハン氏:イオン交換膜については私も聞いたことがあります。
崔社長:野心的な計画の新事業ですが、新事業だけでなく、会社全体、グループで考える必要がります。
ハン氏:今、ダブルスコープ(日本の本社)のあなたの持分は10%未満ですか。
崔社長:ストックオプションを除いて8.5%です。
ストックオプションの株式数は大きいですがが、まだ行使されていません。
(行使して)およそ10%程度になりますが。
ハン氏:行使にはどの程度のキャッシュが必要になりますか。
崔社長:結構な金額です。まとめれば200億~300億ウォンです。
ハン氏:200億~300億ウォンですか?個人の資金で? 今まで、20年間して200億〜300億ウォン位は報酬がありましたか。
崔社長:会社を設立したときは、私の給与が6番目でした。
ハン氏:そうですか、何が言いたいかか分かります。技術者たちにより高い給与を払ったとうことです。
崔社長:会社が赤字になったときは給料を、私だけ半分にしました。
「数兆ウォンの会社のCEOでしょ」と私の妻はよくいわれるそうですが。
私はお金持ちではないですよ。ちなみに、日本のマスター信託銀行が最大株主になっています。
ハン氏:日本のホールディング会社の株主の比率は懸念があるかも知れません。
崔社長:当然、日本のことはいろいろ考えています。状況が悪くなれば、どうなるか、様々な敵対的な行動がされる仕組みなど。
ライブドア事件のことは知っていますか。ラジオ局がフジテレビの最大の株主でした。
そして、ラジオ局は株主構造が脆弱でした。
そんなこともあって、日本では敵対的なM&Aや事実上、不可能です。簡単でないのです。たくさんの防衛策がありまう。例えば、私は7、8%のストックオプションをもっています。
上場したら、CEOは、自社の株はを買えません。
株主総会の決議を経て、付与されています。
経営権を確保する緊急事態が来ても、日本は少し有利な国です。
だから経営者がどんな道徳的な問題があったり犯罪を犯したら別ですが、一般的な敵対的なM&Aに対する対策がいくつか、日本ではあります。
韓国にもない制度が多いです。
ハン氏:ストックオプションを行使するための現金を用意していますか?日本は今でもゼロ金利ですが。
崔社長:いいえ。行使価格は低いですが、当初受けたのが5~6%で、全て合わせて20億ウォンぐらいです。
ハン氏:お金を借りて、行使することも可能でしょう。いつ行使しますか?
崔社長:それはまだ考えていませんでした。しかし、おそらく2〜3年以内には行使するかもしれません。。
崔社長:ダブルスコープに何があろうと、WCPの35%の株式は保有しています。
既に上場している会社で、運営は独立していて、35%の持分があります。
私はWCPのCEOであり、WSKのCEOでもあります。
私は使命感を持っています。私が本当にお金が欲しいなら、過去に、旭化成、東レにおそらく会社を売却しています。おそらく6個か7個のオファーがありました。
過去にどれだけのオファーがあったか。
私の個人の持分が50%を超えていたときもあり、非上場時に売れたでしょう。
おそらく数千億ウォンは稼いだでしょう。でも、そうは思いませんでした。
だから、私がこういう話をすれば、「お前は何が独立の闘志なのか?」、「君が何を愛国者なのか?」と言われます。
私には私のビジョンがあり、他人の視線は関係ありません。
私のビジョンをもって、会社を経営しているので、私は良い会社につくりたいです。
もちろん、私がそのような意思を持っていても、資本の論理によって、危険にさらされることもあります。
だから、私はずっと対策を準備しています。資本の論理に対しては。
しかし、WCPは今とても安定して成長しており、さっき利益率を問われたように
結局、企業はお金を稼ぐ必要があります。成長しているように見せるために、
個人にもポケットにどれくらい入ってくるのかが重要でしょう 利益が実現しなければなりません。
従業員たちと話をするのが、「企業の持続性・継続性・成長性はどこから来るのか?」ということです。
それは利益からくる。私がサムスン電子の半導体にいるとき、LCD事業にいたとき、どの社長も強調したのがまさに利益でした。
「利益があるから、今のサムスンがいるんだ」と。
だから難しい時期がきても、今までに確保した自己資本があり、内部留保があるでしょう。
もっと積極的に投資して、乗り越えることができるでしょう。
売上の成長は重要ですが、利益はもっと重要です。2030年に3.5兆ウォンの売上を達成するとして、利益率はどの程度でしょうか。
20%は維持するように、ビジョン、目標、計画を周知させています。
WCPの現在の時価総額については、とても注視しています。
今はだいたい1.7兆ウォンですが、昨年、上場したときは、落胆しました。
なぜなのか。本当に、たくさん涙をがでました。昨年は8万ウォンまで上昇しましたが、しばらくして今は。
最近の経済環境もありますが、私たちが2011年に日本で上場したときは営業利益率は37.5%でしたが、そういったことも評価されていいと思っています。
ただ、人々はそう思わなかったので、とても残念でした。
部品や素材で最重要なことは何か。売上も大事ですが、大事なのは利益で、売上より利益です。
露光装置メーカーの投資はそれほど大きくない。
ただ、なぜ、10年も顧客が待つのか。
ヨーロッパには100年、200年企業もある。日本も同様です。数百年の歴史のある企業が安定して、成長もしています。企業が発展するかは売上でなく、利益です。
短命の企業はM&Aして、売上や見た目にこだわります。
大企業もそんな失敗をしています。
私は20年前に会社をつくったときに、半導体やLCDの分野で、日本やヨーロッパの企業もみてきました。
WCPの財務諸表を見れば、内部留保もかなり高い。
キャッシュもたくさんあり、負債比率も低い。
なぜ、そのような低い評価を受けるのか、上場したときから、とても悔しい。
上場した日、電光掲示板に表示されている数字を見て、家に帰り、泣いた。
あまりにも悔しくて。
『20年前に私が韓国で認められず、やむえず日本で会社をつくった。だから、私は韓国で認められようになる。』
と誓いました。 昨年に上場はしましたが、まだ認められません。
ハン氏:いいえ。時間がたてば、そんなよくが知るようになりますから、認められると私は思います。
■全固体電池とセパレーター
ハン氏:最後の質問です。もっと質問をしたいのですが。全固体電池が実現したらセパレーターはどうなるのか。
崔社長:みんな質問するんですよ。
ハン氏:ぜひ教えてください。
ハン氏:私が日本で創業したから当時の話になります。
トヨタは大々的に発表しています。
豊田章男会長が、「私たちは2005年度に15年後の2020年に」「全固体電池の自動車を量産します。」と発表しています。
崔社長:今、できていない。私が会社を設立するときも、どの投資家からも聞かれた質問です。
2005年から今日まで聞かれている質問です。
私はこのように話しています。
私の家族が初めてテレビを買った時、私が小学生1年生のときでしょうか。
当時、ガン克服の新薬が開発されるというニュースを見ました。
開発されましたが。今でも、人類は、水虫を克服できません。水虫は完治できません。
全世界が完治可能な病気は7個しかありません。
40年、50年たっても、ガン完治の新薬が開発されません。
それは克服されたなかった。
もちろん、全固体電池もいつか実用化されるでしょう。
いつか。人類は、技術を耐えず革新し、開発しています。
ただ、今ではないと。
なぜなら、全固体電池の制約があります。
短時間で全固体電池に難しいでしょう。難しい根拠は何か。私は電子工学を専攻しましたが、
電子工学で最も重要なのは電子や電気よりも材料関連です。
旭化成のノーベル賞受賞者は、にリチウムイオン電池以前にはリチウム電池を研究していた。
これは全固体といえますが、このリチウム電池はとても不安定です。
イオン化されていない分子によっても発火が起こることがあります。それをイオン化させました。
イオン化させてリチウムイオン電池になって安定になったんですよ。簡単に発火しなくなったんですよ
全固体電池は一種の再びリチウム電池に戻るのですが、ぞれが全固体電池です。
リチウム金属でできている電池ということとです。
2005年の会社設立以来、全固体電池に参入する企業のメディアの報道が、今まで何千回もありました。
私はその都度言いました。「あの企業の業績はおそらく悪いだろう」
私は自信があります。私の会社の本社は日本です。
電池をどこに売るのか? 日本の自動車メーカーの電池サプライヤーには、販売は計画していません。
全固体電池を研究もしていて、私たちは分離膜が必要な全固体も研究しています。
全固体用の分離膜もあり得るし、分離膜が不要な全固電池もありえますが、それは難しいのではと思います。
技術の問題で、原材料がが硫化物系だからなんですが。
トヨタが現在まで公式発表では、15兆ウォンは投資したと思います。
全固体電池の研究開発は、実際はそ倍はあるかもしれまえん。
なぜ、まだ量産できないのでしょうか。
積層化できないのです。
サムスンの最先端研究所の報告書では、積層化できません。
韓国の最先端研究所の論文でも、全固体電池は1層です。
積層化するにはは、巻物のように作る必要があります。
積層化して面積を増やすのですが、全固体電池もそうですが、積層化する(レイヤーを重ねる)必要があります。
クォンタムスケープ(米国の全固体電池メーカー)が上場したときには、歓迎しました。
彼らは、8レイヤーを超えて16レイヤーを実現した言ったんですけど、問題は電圧が実現できていない。
レイヤーを積み重ねると1レイヤーで、例えば電圧が100が出たら、2層になると理論的に200が出なければならないじゃない。
ハン氏:全くできてないとういことですか。
崔社長:そこまでは言っていません。
エンジニアや科学者でも、今私が言った問題は近い将来には解決しません。
不可能ではないですが、困難です、非常に困難です。
製造業には様々なインフラがあります。
例えば、リチウムイオン電池には、原材料から、アプリケーションの製品まで発展しています。
「全固体が入るとすでに置き換わるじゃない?」 「いいえです」
リチウムイオン電池とは別の全固体電池を支える別のインフラを構築する必要があります
原材料から始めて、全固体電池は、いろんなインフラが今はまだないんです。。
ハン氏:わかりました。最後の質問です。どのように、長期的に、セパレーター市場を考えていますか。
崔社長:いろんな意見がありますが、私は海外のIRでこういう話をします。
シンガポールの投資家の質問に答えましたが、『10年以上または20年以上の長期投資をしている場合、全固体電池を慎重に検討する必要があります。』
投資期間は、1〜2年間か?短いと3ヶ月?それとも3日?
全固体電池の課題が何で、どの種の投資をしようとしているか。
ただ、私の会社への投資も長期で考えてほしいです。長期の不動産投資のように、
わが子のための投資だと関心をもってほしい。
そのためには、技術、技術的な側面を説明する時間が別に欲しいですね。
ハン氏:全固体電池の目に見える成果があれば、WCPもまた別の戦略などを考えますね。
崔社長:おっしゃる通りで、当然です。また、WSKでイオン交換膜を製造する理由もそこにあります。
私たちが持っているのはメンブレン技術です。
肌で呼吸します。人工肌を膜で作ります。これらの腎炎患者は血液透析をしていますか?それは透析膜、膜です。
次回は エンジニアと一緒に説明する時間をつくりましょうか。私はそういった研究開発のポートフォリオを持っていますよ。
ハン氏:もし、資料を送ってくれば、見たいです。今日は1時間も過ぎました。計画は順調で、ハンガリーに行ったり来たりですよね。
崔社長:今もそうですが、来年もそうなるでしょう。
ハン氏:計画が達成されることを期待しています。長い間、ありがとうございました。
■前半部分
■関連ブログ
過去のブログ記事で、全固体電池やダブルスコープのイオン交換膜についての紹介したブログ記事です。
読んで頂き、ありがとうございました。
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