嘘だらけの日露近現代史 (倉山満著)の要約や所感など(はじめに)
嘘だらけの日露近現代史 (扶桑社新書) を読んで、章毎に要約や所感などを記載します。
今回は「はじめに」の章です。
「近代日本にとって、脅威であり、好敵手であり、時には友人であり、多くの時期は憎むべき敵である国の物語の始まりです。」と 著者の倉山 満氏は、ロシアを好敵手、よきライバルと表現して、にすこし好意的な印象を持っているようです。
嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書) では、アメリカの法則として、
「一、アメリカはバカ! 二、アメリカはヘタレ! 三、でもやるときはやる。」と紹介しています。
嘘だらけの日中近現代史 (扶桑社新書) では、中国の三法則として、
「一、かわいそうな人たち 二、陰謀でごまかす 三、かわいそうな人たち」
と紹介して、中国史のパターンとして、
「一、新王朝、成立→二、功臣の粛清→三、対外侵略戦争→四、漢字の一斉改変と改竄歴史書の作成→五、閨閥、官僚、宦官などの皇帝側近の跳梁→六、秘密結社の乱立との明反乱の全国化→七、地方軍閥の中央侵入→八、一へ戻る。」と分析して、話題になったそうです。
では、韓国の法則として、
「一、頭の中身がファンタジー 二、軍国主義でないと正気を保てない 三、頭の中身がファンタジー」と紹介しています。
日本と関係が深い外国に対して、辛辣な見方をする著者の倉山氏ですが、ロシアについては、どんな味方をしているのでしょうか。
日本とロシアの関係に興味を持った方は
日本とロシアに関係については、司馬遼太郎もエッセーのような形、
北方の原形 ロシアについて 司馬遼太郎著 (文春文庫)といった本で考察しています。
こちらも楽しく読めると思います。
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