ダブル・スコープ崔元根社長 『電気自動車は津波(逆らえない大きな波)』と語る。

ダブル・スコープ崔元根社長 が『電気自動車は津波(逆らえない大きな波)、津波が防げないように、電気自動車への流れは逆らえない大きな波である。』語っていた個人投資家セミナーでの話を紹介します。2017年と少し古い話ですが、事業の展望に強い自信、根拠があったこと、2021年から見ると、電気自動車化の流れなどは嘘でなかったことがわかります。

  

 の記事に続けて、

[2017年10月18日撮影]ダブル・スコープ(株)(6619) 野村IR合同 個人投資家セミナー - YouTube

にて、ダブル・スコープの崔 元根 (チェ ウォングン)社長が登壇した個人投資家セミナーでの話を紹介します。

▼目次

 

崔 元根 (チェ ウォングン)社長の説明は櫻井英明氏の質問に答えるような形で進めらえれています。 
これから記載する内容は、動画の内容(崔社長の発言)の文字起こしというより、要約であり、一部表現を伝わりやすいように修正しています。

 

櫻井英明氏:1980年明治大学卒。日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。櫻井英明の株式透視論2019 など株式投資に関係する著書も多い。

電気自動車の流れは逆らえない津波である(14分位後)

櫻井氏:社会の変化に対応している企業という印象だが、アナログからデジタルになった変化についてはどう考えているか

崔氏:私は最後のアナログ世代で、私より下(2017年時点)の40代の方は、インターネットを利用したデジタル世代となる。
馬車は3000年間利用されたが、馬車から自動車に十数年で置き換わった。
アナログ形式の電話からからデジタル形式の携帯電話になるのに10年かからなかった。
最後のアナログなものは自動車だが、必ずデジタル化された電気自動車の時代がくる。

 

櫻井氏 電気自動車の流れは変わらないか。

崔氏:津波が防げないように、電気自動車への流れは逆らえない大きな波である。
2020年基準に全世界で1億台自動車が販売されうがその300万台が電気自動車になるが、 2030年代に1000万台、2040年代に3000万台、2050年代には7000万台となる見込みである。
 ヨーロッパは2040年代にガソリン・ディーゼル自動車 スウェーデンなど北欧は2050年代にインドも2030年代にガソリン・ディーゼル自動車に販売できなくなる。
温暖化、気候変動の原因となる二酸化炭素の原因は、40%がガソリン・ディーゼル自動車で、温暖化を防ぐためには、電気自動車へ流れは変わらない。

 

櫻井氏:ガソリン・ディーゼル自動車は、人類のためによくないのか。

崔氏:ディーゼルガソリンの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)は体に悪い。
フランクフルトモーターショーで、ディーゼルエンジン反対のストライキも行われていた。排気ガスは、タバコ以上に人体により悪い。

自動車の自動運転が当たり前の時代に(20分位後)

 
櫻井氏:電気自動車のその先の自動運転車については。

崔氏:自動運転は安全か不安が多いが、Googleが自動運転がテストして発生した事故は2件であるが、自動運転車の原因でなく、2件とも巻き込まれた事故であった。
自動運転車の方が、人の運転より、100分の1ぐらい事故が少なく、安全だといわれている。エレベータも自動運転だが、誰も不安に思っていない。
今は自動車の自動運転は開発段階が、高齢化社会で、年をとると運転が危険になるので、今後、普及する。2030年に電気自動車の半分は、自動運転になるだろう。

そして、スマホを利用して、シェアーサービスの自動車が必要に時に迎えるようになるだろう。ウーバーが成長する理由もそういう時代がくるからであり、日本の自動車シェアーサービスも成長するだろう。

2040年台になると運転免許が法律が禁止されるかもしれない。運転する人の数、車の数が制限されるであろう。

 

櫻井氏:自動運転は自動車だけか。

崔氏:自動車以外でも、船についても、自動運転になる。30年後には飛行機も自動運転になるといわれている。サハラ砂漠太陽電池にすれば、全人類の電気を発電できるといわれれいるが、船も(動力源を電気にすれば)太陽光で発電しながら、移動できるようになる飛行機も今後、電気が普及するであろう。

 カーナビゲーションは、人工衛星が利用されているが人口衛星のコストは200億円から400億円である。リチウムイオン電池でプロペラ飛行機で飛ばせる上空の浮遊物ができたら10億円から20億円で、人工衛星の代わりのものがつくれる。

 空港も、出入りする飛行機、自動車が自動で制御され、センサー検知技術で、テロ防止になる。

電気自動車はドラム式洗濯機と同じ(28分位後)

 

櫻井氏:電気自動車は、洗濯機は似ているか(28分)

崔氏:ベンチャーキャピタルに投資をおねがいするおきに、電気自動車はドラム式洗濯機と似ていて、ドラム式洗濯機が製造できる技術があれば、電気自動車も製造できると説明した。
ドラム式洗濯機には、モーター ブレーキ、フライウィール(回転エネルギーを制御する装置)、インバーター(コンセントからの交流電流を任意の周波数や電圧に変更する)もある。電気がリチウムイオン電池ではないが、ドラム式洗濯機が製造できる技術があればば、電気自動車はが製造できる

電気自動車は技術的難易度は高くない。安全性も、家電が製造できるレベルであれば、電気自動車も十分である。家電にないのは電池、家電と自動車の違いはリチウムイオン電池の有無ぐらいで、自動車はリチウムイオン電池が必要である。

 (注記:電気自動車の参入障壁の低さとリチウムイオン電池の重要性の両方を語りたかったとも割れる。参入障壁が低い電気自動車で重要部材はリチウムイオン電池で、その中で最も参入障壁が高く技術的難易度が高いのはリチウムイオン電池のセパレーターであると言いたかったと思われる。)

 

海千山千の経営者の話は要注意

創業者と言われる経営者というのは、多くの経験を積み、物事の裏表を見抜き、したたかであり、悪く言えばずるがしこい、海千山千の人物が多いです。
そういった人は魅力的で話も面白いのですが、中には、虚実織り交ぜた話もあるからある程度割り引いて聞く必要があるでしょう。
ただ、ダブル・スコープの崔元根社長の話は割り引いたとしても面白いので、また、個人投資家説明会などで多くの人の前で話をしてもらいたいものです。

 

関連書籍の紹介

 このブログを読んでいただいた方が興味を持っていただけそうな本を紹介させてください。

 

2018年に書かれた本ですが、2021年8月時点から見ると、的確な予測がされていることがわかります。『日本勢はどうすれば勝ち残れるのか。』という視点が大事にされている本ですが、百年の一度の変化期の勝者がだれになるのか、参考になる本です。

 

 2018年に出版された本です。EV化に慎重な日本企業、EV化に積極的な中国企業、その理由や業界や企業の状況を全体的に広く簡潔に知れる本です。

 

自動運転に関する本も2冊ほど紹介します。

 EVと自動運転の関係、EV化と自動運転化に伴う産業、生活の変化などわかりやすく解説されれいます。  2018年に出版された本ですが、EV化、自動運転化の産業、生活に大変化を与える未来を知るには適当な本かもしれません。

 

 

著者のローレンス・D・バーンズ(LAWRENCE D. BURNS)氏はゼネラルモーターズ(GM)の研究開発・計画部門の元副社長を務め、GMでは先端技術やイノベーションプログラム、起業戦略を統括し、2011年からグーグルの自動運転車プロジェクト(現在のウェイモ)の顧問となっている方です。2020年に出版された本なので、比較的最新の技術動向が把握できると思います。

 以上です。

 

以 上 です。


銘柄メモ ダブル・スコープ,ソニー,パナソニック,マキタ,旭化成,東レ,村田製作所
6619,6758,6752,6586,3407,3402,6981

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