『ニュー・シネマ・パラダイス』の映画音楽を作曲したエンニオ・モリコーネが91歳で逝去して知ったこと(マカロニウエスタンについて)

 マカロニ・ウエスタンの巨匠

 感情を揺さぶるような旋律が印象的だった『ニュー・シネマ・パラダイス』の映画音楽の作曲家 アカデミー受賞作曲家のエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)が2020年7月6日に91歳で逝去しました。


 エンニオ・モリコーネ氏の報道を見ると、
マカロニ・ウェスタン映画の中で、煮えたぎるような緊張感を際立たせ、脳裏に焼き付いて離れない独創的な音楽が著名と紹介されました。

 

 セルジオ・レオーネ監督による『荒野の用心棒』(1964年)、『夕陽のガンマン』(1965年)、『続・夕陽のガンマン』(1966年)、さらに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』(1968年)、『夕陽のギャングたち』(1971年)といった映画の音楽が

 

『ニューシネマパラライス』の映画の音楽と同じぐらい有名みたいです。

 

知らかったのです、今度、見てみたい(聞いてみたい)と思いました。

 

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マカロニウエスタンとは

 マカロニ・ウェスタン(Spaghetti Western)とは、1960年代から1970年代前半に作られたイタリア製西部劇を表す和製英語です。

  イギリス・アメリカ合衆国・イタリアなどでは、これらの西部劇をスパゲッティ・ウェスタン (Spaghetti Western) と呼んでいます。

 マカロニ・ウェスタンという呼称は、セルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』が日本に1965年に公開された際に、映画評論家の淀川長治が「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ」と呼び変えたと言われています。

 主演俳優にはジュリアーノ・ジェンマフランコ・ネロクリント・イーストウッドらがいました。

 

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追悼の弁の紹介

 追悼の弁を送っているようなエンニオ・モリコーネ氏の影響を受け音楽家、映画家の作品も、見てみたい、聞いてみたくなりますね。

 

A・R・ラフマーン※(『スラムドッグ$ミリオネア』の作曲家)は、

エンニオ・モリコーネのような作曲家だけが、ヴァーチャル・リアリティ・ショウ以前、インターネット以前の時代に、イタリアの美しさや文化、そして余韻に満ちたロマンスを私たちの感性にもたらすことができたのです。私たちにできることは、巨匠の仕事を称え、学ぶことのみです」と追悼しています。

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※A・R・ラフマーン:
インドの作曲家、キーボーディスト、歌手。タミル・ナードゥ州チェンナイ出身で、同地にスタジオを持つ。映画音楽の作曲で知られ、2009年、『スラムドッグ$ミリオネア』でゴールデングローブ賞 作曲賞、第81回アカデミー賞で作曲賞、歌曲賞を受賞した。2016年福岡アジア文化賞大賞受賞。

最も売れたアーティスト一覧によると、シングル・アルバムの総売上枚数が3億枚と、アジア人最高を誇る。

 

デッカ・レコード※の声明

「デッカ・レコードはイタリアが生んだ世界的作曲家、エンニオ・モリコーネの死を受け、深い悲しみの中にいます。巨匠モリコーネは、60年以上に及ぶ輝かしいキャリアを通じ、600を越えるオリジナル楽曲を手がけてきました。デッカ・レコードと契約した2016年は、モリコーネが作曲家/指揮者人生60周年を祝った記念の年でした。彼は、2007年に映画界に果たした類い稀なる貢献が認められ、アカデミー賞名誉賞を受賞。その後、2016年にはクエンティン・タランティーノ監督による『ヘイトフル・エイト』で、自身初となるアカデミー賞作曲賞を受賞。その間には『天国の日々』『ミッション』『アンタッチャブル』『バグジー』『マレーナ』でオスカーにノミネート。これまでエンニオ・モリコーネが手がけた映画とテレビの主題曲は500曲以上。オリジナル作品も100曲を越えています。」

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※デッカ・レコード(Decca Records)は、イギリスのレコード会社。

 

以上です。