金投資や銀投資するなら金鉱株・銀鉱株を。日本株ならどの会社に投資すればいいのか。

金価格でなく銀価格も上昇している 

 「金スポット価格、2011年以降初めて1900ドルの大台超える  銀スポットは週間で約40年ぶりの大幅上昇を達成する見通し」というニュースが2020年7月24日にありました。

 

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ブルーバーグ社のニュースサイトより

 

 コロナウイルス流行を起因とする経済危機から、実物資産である「金」の価格が上昇していますが、「銀」の価格も上昇しています。

 今後も長期の上昇相場が続くと考えた場合、どんな投資すればいいか考えました。

 

値上がり益なら、金鉱株や銀鉱株への投資を

  今後も長期の上昇相場が続くと考えた場合、より多くの値上がり益を求めるなら金鉱株、銀鉱株への投資です。

なぜ、金よりも金鉱株の方が高い上昇率が見込めるのかと言うと、金鉱株にはレバレッジ効果が期待できるためです。

たとえば、金鉱山会社の生産コストを900ドルとした場合、金価格が1000ドルなら利益は100ドルになります。しかし、金価格が1100ドルと10%値上がりすると、生産コストが同じ900ドルであれば利益は200ドルにもなります。

つまり、金価格が10%値上がりする局面で、金鉱山会社の利益は+100%にもなるわけです。こうしたレバレッジ効果が期待できるため、金価格が上昇する局面では、金鉱株は大きく値上がりすることが期待できるわけです。

 このレバレッジ効果は、金鉱株だけでなく、銀鉱株に言えます。

 ただ、レバレッジ効果がああるということは、金価格、銀価格が下落した場合、金価格、銀価格以上に株価の下落が大きいハイリスクハイリターンの投資であることです。

 

ではどの日本株に投資すればいいのか

  残念ながら、日本には金鉱株、銀鉱株といわれる会社の株は少ないですが、いくつか紹介します。厳密にいうと、銀の採掘を主要な事業としている銀鉱株という会社は存在しませんが、銀価格の恩恵を受けやすい銀のリサイクルを主要な事業としている会社を銀鉱株関連株として紹介します。4桁の数字は銘柄コードです。

 チャートを見ると13週移動平均線を26週移動平均線を上に超えて、いわゆるゴールデンクロスという上昇の傾向を示しているようです。特に26週移動平均線を上向きになっている 5857 アサヒホールディングス に期待でしょうか。

 

5713 住友金属鉱山 
【URL】https://www.smm.co.jp/

金、銅、ニッケル、亜鉛などの非鉄製錬大手。菱刈鉱山などの金鉱を有する。

日本株において、金鉱の採掘が主要な事業(もしくは主要な事業の一つ)の会社:金鉱株といえるのは、住友金属鉱山ぐらいでしょうか。

 

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住友金属鉱山の株価チャート(期間:1年間)

 

5857 アサヒホールディングス 

【URL】https://www.asahiholdings.com/
金、銀、プラチナなど貴金属リサイクルと産業廃棄物処理が事業の柱。もちろん、ビール会社の2502 アサヒグループホールディングス とも、自転車の販売会社 の3333 (株)あさひ  とも違います。

このブログを書いたのは7月26日(日曜日)ですが、直近の営業日でさる7月22日(水曜日)に年初来高値の記録を付けていました。

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アサヒホールディングスの株価チャート(期間:1年間)

 


7456 松田産業 
【URL】https://www.matsuda-sangyo.co.jp/
電子部品スクラップから貴金属(金、銀、プラチナ)を回収、電子材料・地金の形で販売。魚すり身など食品素材卸も。

 

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松田産業の株価チャート(期間:1年間)

 

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今度(↓がそのブログ)は、海外の金鉱株、銀鉱株投資の話をしたいと書きたいと思います。


その後の話は(↓)も参考にしてください。

 

 

 

 

以上