Go To 百名山の雲取山 !百名山って何?
で取り上げましたが、鬼滅の刃 炭治郎&禰豆子の出身地のモデル 雲取山は、百名山の一つと言われています。
そもそも百名山って何なのか、調べてみました。
■百名山を決めた一人の男の独断と偏見
日本百名山といいますが、百名山を決めたのは、国や公的団体でなく、深田 久弥(ふかだ きゅうや)という人です。文筆家(小説家のち随筆家)で登山家だった深田氏が、『日本百名山』(にほんひゃくめいざん)という随筆を1964年に出版し、ブームになり、『百名山』という言葉が定着しました。
深田氏の独自の基準(独断と偏見)で、「山の歴史」「山の品格」「個性のある山」の3つの基準を満たしている深田氏が登山した山の中で自信をもって、名山と呼べる山を百個選んだそうです。標高の高さは関係はないため、800m級の筑波山も選ばれているようです。
深田氏のように、自分独自の百名山もつくりたいですね。
「煤煙とコンクリートの壁とネオンサインのみがいたずらに増えて行く東京都に、原生林に覆われた雲取山のあることは誇っていいだろう」
「空のきれいに晴れた日、私はよく近くの高所へ山を見に出かけるが、まず眼の行くのはこの東京都の最高峰である。
それは殊更顕著な特徴は持たないが、力のあるドッシリした山容を示している」
深田久弥氏は『日本百名山』で雲取山について、その魅力を伝えています。
東京都の水源として、ブナやコメツガなどの原生林が保護され、それが選定理由の一つになっているようです。
登山する前に、『日本百名山』で山の魅力に触れたら、登山のモチベーションもあがりそうですね。
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以上で す。