ほぼ倍返し達成
にて「半沢直樹」に美術協力して、自社の家具を撮影用に提供した「大塚家具」(8186 ※企業名の前後の数字は銘柄コード)の株価が、倍返し、10倍返しする可能性(大塚家具の株価が2倍、10倍(テンバーガー)となる可能性)が高いと、2020年7月24日に紹介しましたが、わずか1年もたたずに、ほぼ9か月で、ほぼ倍返しを達成しました。
紹介時の株価(2020年7月22日終値の株価)は、182円でしたが、その後、9が月ほど経過した現在、2021年4月30日日中の株価は313円と、約72%の上昇となりました。
100%の上昇、倍返しにはまだなっていませんが、ほぼ倍返しという感じで、倍返しも近そうです。
日経平均やTOPIXとの比較
▼大塚家具 2020年7月28日終値 →2021年4月30日終値 ★上昇率
182円 → 313円 ★ 約72%
▼日経平均 2020年7月28日終値 →2021年4月30日終値 ★上昇率
22,657円 → 28,812円 ★ 約27%
▼TOPIX 2020年7月28日終値 →2021年4月30日終値 ★上昇率
1569円 → 1898円 ★ 約20%
日経平均やTOPIXと比較しても、大きな上昇率で、市場平均と比較しても、株価は堅調に上昇しています。
大塚家具の売り時
大塚家具の業績は、2016年以降赤字決算が続いています。また、2021年4月末決算でも、2022年4月末決算も赤字決算が予測さています(2021年3月19日 発売の2021年春号の四季報の予測より)。赤字決算が続いている中でも、株価の上昇が始まっています。
売り時となるのは、大塚家具の業績が、実績と予測ともに黒字となり、大塚家具が企業価値が、継続的な利益が生み出す企業として算出が可能となり、同業他社3169 ミサワ、7959 オリバや親会社の9831 ヤマダホールディングスと比較して、割高か同等の水準と判断できるときでしょう。
今は、赤字から脱却という期待、ある意味、過剰な期待で、買われている株ですが、黒字が定着し、期待でなく、現実的な業績で株価が評価されることが可能になったときが、大塚家具の売り時、少なくとも、大塚家具が株価が割高か、割安か判断できるときといえそうです。
大塚家具の黒字定着は可能か、いつか。
といった本でも紹介されいてますが、大塚家具のここ数年の戦略は大きな間違いでなく、高級家具の路線を支持する消費者が増える可能性があります。
といった本でも紹介されていますが、競争が激しい家電業界NO1のヤマダホールディングスの販売力は強力です。大塚家具もヤマダホールディンググループの販売力の恩恵を今後受ける可能性が高いです。
日本製の高級家具を製作している飛騨産業の社長の著書を紹介していますが、こういった本を読むと家具の奥深さ、高級家具の価値を再認識できるかと思います。なお、飛騨産業製の家具は、大塚家具でも販売されています。
「値段は高くても高品質な家具がコスパが高い。」と感じた消費者が増えて、高級家具の代名詞である大塚家具で購入する人も増え、大塚家具の黒字定着を期待したいと思います。
以 上 です。