『外資系マネージャーが教える端的に伝える技術: 1つの視点と3つの基本ルールで誰でもわかりやすく伝えられる人に』
を読みました。要点、所感、関連する話題など紹介したいと思います。
■本を買ったきっかけ
■関連ブログ(書評について)
読んだ本は以下のような形にブログにて、読書録的、書評的な内容を紹介しています。
▼前回の書評のブログ
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■端的に伝える技術を端的に伝える本
本のタイトルにある1つの視点とは、相手の立場に立つことです。
本のタイトルにある3つの基本ルールとは、
1: 答え → 根拠、 という 順番 で 話す ルール 2: グルーピング し て 示す ルール 3: 削ぎ 落とす
のことである。
目次の内容も以下に紹介します。
言いたいことが端的に表現されている いい目次だと思いました。
第 1 章: はじめ に
第 2 章: なぜ あなた の 話 は 伝わら ない のか
第 3 章: ロジカル・シンキング の 罠
第 4 章: 1つ の 視点 と 3つ の 基本 ルール 1つ の 視点 = 視点 の シフト 3つ の 基本 ルール ルール
1: 答え → 根拠、 という 順番 で 話す ルール 2: グルーピング し て 示す ルール 3: 削ぎ 落とす 削ぎ 落とす のが 不安? どう すれ ば 説明 に 濃淡 を つけ られる? お さらい
第 5 章: 知っ て おく と 便利 な テクニック 暗黙 の 前提 を 明らか に する 事実 と 推測 を 区別 する 漠然と し た 問い に 対応 する
第 6 章: 理解 し て おく と 良い 心構え 伝わる ≠ 納得 伝わる ≠ 正しい 人 は つい 話 が 逸れる もの
第 7 章: 端的 な 伝え 方 を 阻む" メンタル" への 対処( 2022 年 7 月 追記)
■結論から話す重要性
分かりやすい話の1つ目のルールは、答え⇒根拠でした。
この答えは、相手方が欲しっている答えであり、相手方の欲しっている答えがなにか、自信がないときはそれを確認する必要性があると感じました。
やり取りが発生して、相手の欲する答えに時間がかかっても、想定で答えて、相手に不要な情報を与えるように、想定が正しいか確認して、相手に必要な回答をするのが適当と感じました。
■グルーピングの大事さ
文章でも、口頭でもこれから何かが話すのか、分類、タイトル、グループを伝えるのがわかりやすさにつながると感じました。
■丁寧な失礼のない表現も大事
「わかりやすさと論理的であること」
「わかりやさと丁寧で相手の感情を害さないこと」
は矛盾する場合もあることを感じました。
コミュニケーションの基本は相手の立場に立つことであり、相手が何が欲するか考える必要があるります。
ただ、言葉遣いが、口頭でも文章でも丁寧だと、損はすることがないので、多少、わかりずらさがあっても、相手が失礼だと受け取り、内容以前に、心理的な拒否反応が発生しないような工夫が必要なのでしょう。
■改めて本の紹介
もっと端的に話して! 顧客や上司、同僚からそう言われてしまうあなたへ なんとか改善したいけれど、 ロジカルシンキングの本を読んでも改善しないとお悩みのあなた。 この本はまさにあなたのための本です。 伝える力が伸びないのは、ロジカルじゃないせいではなく、 視点が抜けているから! 1つの重要視点と3つの基本ルールで誰でもわかりやすく伝えられる人に。
ビジネスの場だけでなく、学生の就職活動やビジネスパーソンの転職活動対策にも使える!
【2022年8月に改訂版として第7章を追記!!】
Amazonの複数カテゴリでベストセラーを獲得!
ご好評にお応えし、改訂版として第7章に端的な伝え方・話し方を阻むメンタル面への対処について追記。