W-SCOPE -8月、9月の相場は強いかも-

■はじめに

過去の上昇相場から、ダブルスコープの8月、9月の相場は【強気】でいいかもという【我田引水】的な考えを紹介するブログです。

 

▼目 次

 

 

■前回のブログ

前回のブログ(↓)

W-SCOPE -買いは家まで、売りは命まで- - 令和の未来カエルのブログ (hatenablog.com)

できればもう少し理由など示したいですが、

2022年8月:2,000~2,500円

2022年9月:2,500~3,000円

と7月上旬時の予想と変わっておらず、8月に2500円付近ぐらいまで株価は上昇すると考えています。

の示したいとした理由について、紹介します。

 

現状の株価1,870円ですが、8月の株価は2000円を割ることは少なく、2500円位の水準(前回の高値を超える水準)を目指すと考えています。

 

 

 

■2016年の上昇相場

▼2015年1月から2016年12月までの2年間の月足チャート

2015年1月から2016年12月までの2年間の月足チャート

 

2015年の上昇相場の2000円付近の株価の動きを紹介します。

 

●2015年12月30日に終値で2250円、2016年1月4日に場中(取引時間中)に2295円の高値を付けた。

●2016年2月15日に場中1,505円、終値1,652円の安値とつけた。

●2016年3月23日に終値で2450円と12月30日、1月4日の水準を超えた。

 

別の表現すると、

 ● 高値から1か月程度下落して反発しています。

 ● 高値を超えて、再度上昇するまで2.7か月間(2カ月と20日の間)が必要だった。

といった状況でした。

 

 

■2022年の上昇相場

▼2021年7月から2022年7月までの約2年間の月足チャート

2021年7月から2022年7月までの約2年間の月足チャート


2022年の上昇相場の2000円付近の株価の動きを紹介します。

●2022年6月30日場中2,462円、終値で2,271円の高値を付けた。

●2022年7月12日場中1,576円、終値で1,634円の安値を付けた

といった株価の動きでした。

 

2016年1月の月足ローソク足と20227月の月足ローソク足が似ていますが、日足、週足のチャートを見てもよく似ていることがわかります。

2016年1月の月足ローソク足と2022年7月の月足ローソク足

 

2022年7月は、高値から2週間程度、下落して、その後、反発しています。

2016年当時は1か月程度も下落しましたが、下落して、反発した時の株価はだいたい同じです。

 

前回は2.7か月の調整期間が必要でしたが、その半分の今回は1.3か月(1か月と10日)程度の調整期間で終わる可能性があります。

 

もちろん、2016年の上昇相場の調整期間のように、7月の安値を超えて8月さらに下げる可能性もありますが、

 

サムスンSDIの好決算や上方修正、新規事業の開示などの好材料で株価が反発して、一時2000円を超える株価を付けていることから、その可能性は少ないと考えています。

 

そのため、8月12日の中間決算前後には、6月30日の高値を超えて、2500円付近の株価が期待できる可能性が高いと考えています。

 

 

■2020年の上昇相場(コロナショックから反発)と比較しても

コロナショック時に、2020年4月6日に場中で262円の安値を付けています。

その2倍の株価は524円ですが、6月3日に終値567円で越えています。

その3倍の株価786円ですが、6月9日に終値802円で超えています。

その後、この3倍の株価の水準を超えて800円から1000円の株価で横ばい相場(9か月)が続き、その4倍の株価1048円には、翌年2021年1月14日1052円で超えています。

 

今年は2022年3月15日に687円の年間安値をつけています。

その2倍の株価は1,374円ですが、6月3日(偶然同じ日)終値1380円でこえています。

その3倍の株価は2,061円ですが、6月27日 2288円で超えています。

その4倍の株価の水準は、2748円です。

 

直近の安値から3倍を超えた株価は、2倍を超えるとすぐに実現しそうです。

コロナショック時からの反発を考えても、2300円から2500円付近は、8月上旬ぐらいに目指す可能性が高いと考えています。

 

出来高が多い株価水準から2倍(安値から4倍の水準)になると、利益確定の売却も増え、上値をおさえるようです。

 

ちょうど2,000円から2,500円の価格帯は出来高も多いので、その2倍の水準の4,000円から5,000円ぐらいのの株価水準が、3か月から半年程度続くかも知れません。

 

ただし、3,000円位の株価まではそれほど、利益確定の売却も少なく、かつ、「新高値をつけた銘柄を買い、トレンドフォローで、チャートの波に乗れ」という投資手法の人も多いので、2500円を超えたら3000円位の株価は早期に実現すると思います。

 

▼新高値をつけた銘柄を買い、チャートの波になる」という投資手法に関する本

 

 

 

 

 

2500円超えたらオニールの狭いフラッグ実現になりそうです(以下のブログ参照)。

また同じブログで紹介していますが、東証市場の中で常に出来高ベスト10になるぐらい出来高が非常に多い日が続いているの、オニールのいう売り時ではないようです。

 

 

 

 

■2022年9月の株価予想

2500円を超えればトレンドフォローの波になるので

2022年9月:2,500~3,000円

といった株価の予想をしています。


10月以降の株価は、2022/08/12(金)のダブルスコープの中間決算の後に、予想したいと思います。

 

 

■2,500円、3,000円の株価は割高ではない

上場したWCPの時価総額を考慮すれば、2,500円、3,000円の株価は割高でなく、それぐらいの上昇余地はあるという考えは、以下のTwitterの投稿を参考にしてください(前後の投稿も参考にしてい頂けると嬉しいです)。

 

 

 

なお、2022/07/08付 SBI証券アナリストレポートで目標株価 3,250円としています。
業績予想の増額修正後に公表された
2022/07/25付SBI証券のアナリストレポートでも、「(業績期予想の上方修正後でも)下期計画は控えめとSBIは考える」
としながら、目標株価は3,250円のままでした。

 

こういった評価から2,500円、3,000円の株価はそれほど高くなく、需給面、トレンド面(チャートの方向性、出来高の多さ)からも8月から9月に達成する可能性も高いと考えています。

 

ダブルスコープの日足チャート(期間6カ月)

 

 

■リスク

株式投資なので、当然、リスクはあります。

 

ダブルスコープのリスク(悪い話)は、

以下のTwitterの投稿に返信する形でまとめていますので、参考にしていただければと思います。

 

長年の金融緩和の反動で、世界的に株式市場全体もリスクが高い状態だと思っています。

エミン・ユルマズ氏もその著作エブリシング・バブルの崩壊 (集英社学芸単行本)

で、アフターコロナショックみたいな、コロナショックみたいなことが起こりえる可能性(米国株式市場などすでに発生しているという考えもある)もあると思っています。

 

 

また、以下の本のようにEVシフト自体が誤った政策となり、EVがブームで終わり、EVバブルがはじけたといわれるかも知れません。

 

私は、ダブルスコープ自体のリスクより、

世界の経済、景気が急減速する可能性やリチウムイオン電池の業界(原材料などサプライチェーンなどの問題など)、EVシフトの動向にリスクが高いと考えています。

 

■本の紹介

ダブル・スコープに興味を持った方が興味がありそうな本や株式投資で自分の投資成績を上げたい人のための本をいくつか紹介します。

 

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版 足立 武志

は、低PERの株の危険性など、文字通り『株を買うなら最低限知っておきたいこと』がコンパクトにまとまっている良本だと思います。

 

著者の足立武志さんは公認会計士の方で、公認会計士のような硬い職業の方がチャート分析の本を書いています。移動平均などチャート、テクニカル的な株価の分析で有用かもと思われる本を紹介します。

 

 

 

 

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とあり、信用取引の仕組み、用語など基本を理解して、リスクを小さくしたい人には、良書のようです。

 

 

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読んで頂き、ありがとうございました。

誤字脱字、乱文雑文、すいません。

素人が趣味で書いているブログですので、その点を留意して、情報の正確性などご容赦ください。

 

 

 

以 上です。