■はじめに
リバモア(ベア取引:空売りで巨額の利益を上げ「ウォール街のグレート・ベア」と呼ばれた)から学ぶ相場で勝つ秘訣、株式投資で『想定外』の下落で慌てない方法を紹介する記事です。
▼目 次
■ジェシー・リバモアとは
ジェシー・リバモア(英語: Jesse Livermore、1877年7月26日 - 1940年11月28日)は、ベア取引(空売り)で巨額の利益を上げた「ウォール街のグレート・ベア」と呼ばれた1920年代の伝説的な投資家です。
1929年に世界大恐慌世界恐慌の引き金となった暗黒の木曜日1929年10月24日、突然発生した株式の暴落の局面で空売り仕掛け、1億ドルを稼ぎ、「ウォール街のグレート・ベア」「世界恐慌の引き金を引いた男」と呼ばれています。
ただ、J・P・モルガン(モルガン財閥の創始者)からの要請でリバモアは売りを控えて、買い戻しを進めて、株式市場は一時的には落ち着きを取り戻したそうで、「「ウォール街の救世主」ともいえるかもしれません。
4度の破産を経験し、晩年はうつ病に苦しみ、最期はピストル自殺を遂げた悲劇的な一生から、多くの投資家の興味をそそるのか、リバモアについては多くの書籍があります。
リバモアの手法は、その時点で何をなすべきか、市場に語らせるというやり方だった。
自分が先を読むということはなく、株価が伝えてくるメッセージに従うことを信条とした。
■リバモアの相場で勝つ秘訣
最近手にした
伝説の7大投資家 リバモア・ソロス・ロジャーズ・フィッシャー・リンチ・バフェット・グレアム (角川新書)
といった書籍から、リバモアの名言、相場で勝つ秘訣を二つほどか紹介したいと思います。
●勝たなければならない相手は私自身、自分の中の感情の起伏です
ある人から「相場に勝つ秘訣が見つかったのか」と聞かれ、こう答えている。「いや、相場に勝つ必要はありません。勝たなければならない相手は私自身、自分の中の感情の起伏です」と答えたらしいです。
相場で勝つためには最も重要なのは、「冷静さを失わない自制心」ということです。
勝負である以上、思い通りにいかないこともあれば、予想以上の結果が出ることもあります。そんな時、我を忘れ突き進むのではなく、「冷静さ」「平常心」をいかに保つかが相場に勝つ秘訣らしいです。
●相場師には忍耐が必要だ
リバモアが大切にしているのが「辛抱強く待つ」ことです。リバモアは市場をねじ伏せることなど絶対に不可能だとよく分かっていました。
勝つためには「勝つ条件」が揃わなければなりません。それも一つや二つではなく「すべての条件」が揃って初めて大きく勝利できると考えていた。
それには「待つ」ほかはない。「相場師には忍耐が必要だ」がリバモアの考えです。
「相場師は忍耐強く待ち、そして行動を開始するだけでなく、取引を開始した後も、再度気長に時の到来を待たなければならない」
「休みなく相場を相手に勝負し、勝ち続けるのは不可能であり、またそうすべきではない」
といった言葉をリバモアは残しています。
次の章で感情の起伏を抑え忍耐強く待つためには、具体的な方法を考えてみました。
■感情の起伏を抑え忍耐強く待つためには
感情の起伏を抑え忍耐強く待つことが難しいのは、想定外の株式の下落時であろう。
想定内の株式の下落であれば、感情の起伏を抑え忍耐強く待つことも容易であろう。
それでは、株式の下落の想定をどこまですればいいのか。
世界的な名著「道は開ける 」(D・カーネギー著)
では、悩みやストレスの対策として、
「起こりえる最悪の事態とは何か」
「無得ない場合は、最悪の事態を受け入れて覚悟をすること」
「落ち着いて、最悪の事態を好転させるように努力すること」
をやるべきだと説明されています(パート1.2 悩みを解決する魔術的公式)。
株式投資の場合、最悪の事態としては、株価が0円となり、株式の価値が無価値となることです。
『株価が0円となり、株式の価値が無価値となることもあり得る』
と想定しておけば、株価の暴落などで、パニックになりそうな時も、感情の起伏を抑え忍耐強く待つこともできそうです。
↓は、とりえあえずマンガ、とっかりはマンガという方へおすすめの本です。
■ダブルスコープの売り時は
『株価が0円となり、株式の価値が無価値となることもあり得る』
なんて当たり前のこと読むためにこのブログ読んでないぞ。
ダブスコの新しいネタがないのかよ。
という方もいると思います。
売り時の目安など、次のブログあたりで投稿したいと考えています。
■関連ブログ
世界的な名著「道は開ける 」(D・カーネギー著)に関しては、他のブログでも取り上げているので、興味があれば、読んで頂ければ嬉しいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
誤字脱字、乱文雑文、すいません。
素人が趣味で書いているブログですので、その点を留意して、情報の正確性などご容赦ください。
以 上です。