「EVのリアル 先進地欧州が示す日本の近未来」 を読んで

EVのリアル 先進地欧州が示す日本の近未来 (日本経済新聞出版)) | 深尾幸生(著)

を読みました。要点、所感、関連する話題など紹介したいと思います。

 

 

 

 

■本を買ったきっかけ①:アマゾンポイント還元

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■本を買ったきっかけ②:序章より

序章 EV化する世界

(2021年当時の話)車を含むガソリン車を事実上、販売禁止にする案を打ち出した。北欧ノルウェーでは新車に占める月次のEVシェアが9割に迫り、ドイツや英国などもわずか3年ほど前の1%から一気に1割を超えた。
(中略)
欧州と並ぶ自動車大国の日本だが、新車販売に占めるEVシェアは1%に満たず、EV懐疑論は根強い。
筆者も日本からドイツに赴任した17年当時「EVなんて普及するの?」と思っていた。
そこでEVの可能性と課題を1つずつ確かめるべく様々な現場に足を運び、消費者や経営者など数多くの人に話を聞いてきた。
5年間の取材を通じて得た結論は次の通りだ。 EVは普及する。

と序章で、著者が本書で伝えたいこと(要旨)を、紹介しています。

前書き、序章の中で本の要旨、著者がその本で伝えたいことは説明されていることは多いです。
前書き、序章の本の要旨で、納得できる内容なら、著者の主張、その根拠は理解している可能性が高く、読む必要性ががないかもしれません。

私も多くの日本人と同じくに、EVは不便でコスパが悪い、まだ通常のガソリン車の方が便利だと思っていたので、この本を読んでいました。

 

■関連ブログ(書評について)

読んだ本は以下のような形にブログにて、読書録的、書評的な内容を紹介しています。

▼前回の書評のブログ

 

 

 


 

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■比較は大事

著者は、深尾幸生氏は、EVに懐疑的な日本人でした。
日本人という異文化の外国人であり、EVに懐疑的な人であったからこそ、欧州のEVの可能性や課題について、深く理解できたかも知れません。


人は、比較によって、多くのことを理解できます。
日本との比較、EVの反対派・懐疑的な意見との比較を通して、相違点、特徴などよく理解できたのでしょう。
そう思うと、常に何かと比較することは大事で、人と比べられるとというのは、少しネガティブな印象もありますが、
比べることで、自分の長所、短所も理解できるいい機会と考えるの良さそうです。

著者の主張に関係なく、欧州ではEVが普及しているという事実があります。
また欧州では、内燃機関車は将来、販売が禁止されるという政策の決定もあります。

 

日本との比較で、欧州でEVが普及したのは、国の政策(補助金などの公的支援)が大きく、政策は世論や選挙に左右されるので、将来のことはわかりません。

 

ただ、内燃機関車の排気ガスは、人体に有害です。
昔(昭和の時代位まで)は、職場や飛行機の中でも喫煙できました。しかし、多くの場所が禁煙になったように、内燃機関車に批判的な人が増えていくかも知れません。

EV化は、私も長い目では、どの地域でも、進むように思いました。


そのようなデメリットも多い内燃機関車が今まで普及してきた歴史や内燃機関車のメリット、その考察が本書に欠けているように感じました。

■改めて本の紹介

EVのリアル 先進地欧州が示す日本の近未来 (日本経済新聞出版) 

EVのリアル 先進地欧州が示す日本の近未来 (日本経済新聞出版)) | 深尾幸生(著)

 

 

このスピードに、日本は追いつけるか?
EV化を急速に進めている欧州。そこで繰り広げられている日米欧そして中国メーカーの熾烈な闘い。日本の自動車メーカーに勝機はあるのか。
日本に突き付けられた厳しい現実を知る好著。

 

著者について
深尾幸生
元・日本経済新聞フランクフルト支局長、現・日本経済新聞東京本社ビジネス報道ユニット記者

1982年生まれ。京都大学法学部卒業、ユトレヒト大学(オランダ)留学。2006年に日本経済新聞社に入社。自動車、電機、IT、鉄鋼などの各業界を担当。09~13年テレビ東京に出向、経済ニュース番組などの制作に携わる。17年4月から22年3月まで、日本経済新聞フランクフルト支局で欧州企業を担当。なかでも電気自動車や再生可能エネルギーなど脱炭素に向けた動きを大企業からスタートアップまで幅広く取材。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

 

 

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